大阪メトロでの実証実験
大阪メトロでは次世代改札機の実証実験として顔認証、QRコード対応の試験機を設置してテストしています。
試験の概要
約1年間、4駅で試験を行っています。
- 期間:
- 2019/12/10~2020/12/25
- 対象駅:
- 大国町、動物園前、森ノ宮、ドーム前千代崎
- 内容:
- 顔認証による改札、QRコードによる改札
大阪メトロによる広報は以下です。
- 顔認証を用いた次世代改札機の実証実験を開始します
- [YouTube] 「Metro News」vol.39 顔認証改札機がパワーアップ!
- [YouTube] 「Metro News」vol.16 顔認証に対応!次世代改札機の実証実験
試験用改札機
試験にはメーカー4社が参加し、駅ごとに改札機のメーカーは異なります。
駅 | メーカー | 台数(通路数) |
---|---|---|
大国町 | 高見沢サイバネティックス | 2 |
動物園前 | 日本信号 | 1 |
森ノ宮 | オムロンソーシアルソリューションズ | 1 |
ドーム前千代崎 | 東芝インフラシステムズ | 2 |
大国町駅 (高見沢サイバネティックス)
2台設置された機械のうち1台は2020年8月頃に新型機に置き換えられました。新型機は長さが少し短くなり、カメラの形状も変わりました。
高見沢サイバネティックスによる発表は以下です。
- 大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)様「次世代改札機」実証実験における新型機の稼働開始について
- 大阪市高速電気軌道株式会社(Osaka Metro)様 「次世代改札機」実証実験参加のお知らせ
動物園前駅 (日本信号)
当初は試験用の専用筐体でしたが、後にGX8相当の筐体にカメラやQRコード読み取りカメラを設置した機械に置き換えられています。
森ノ宮駅 (オムロンソーシアルソリューションズ)
PG-R相当の筐体にカメラやQRコード読み取りカメラを設置した機械です。
ドーム前千代崎駅 (東芝インフラシステムズ)
2台設置された機械のうち1台はEG-5000系列の筐体を使用した機械に置き換えられました。
(2020/10/26掲載)