磁気フォーマット(NRZ-1)
自動改札機が比較的早くから導入されている事業者で使用されている記録方式です。記録密度が荒いため、肉眼での解析も容易です。
エドモンソン券
Aのラインは、「他線トラック」と呼ばれ他社線連絡切符の場合に他社の区間に関する情報が書き込まれます。Bのラインは、「自線トラック」で自社線に関する情報が書き込まれています。
- (1) 方向弁別
- 切符の左右を決めるスタートビット(データは11)
- (2) 月
- 切符の有効月
- (3) 日(10位)
- 切符の有効日(10の位)
- (4) 日(1位)
- 切符の有効日(1の位)
- (5) 線区
- 乗車駅の線区コード
- (6) 駅順
- 乗車駅の駅順コード
- (7) 区間
- 乗車可能区間のコード(1区、2区など)
- (8) 連絡(他社)
- (9) 券種(小児)
- (10) 予備
- (11) パリティ(奇数)
- 奇数パリティ
- (12) 方向弁別
- 切符の左右を決めるストップビット(データは01)
- (13) 乗継割引ビット
- (14) 高保磁力ビット
- (15) 通過連絡ビット
- (16) 運賃改定ビット
解析用定規
NRZ普通券の解析時に使用している定規を公開します。PDFファイルをOHPシートに印刷(コピー)し、鉄粉をふりかけた切符の裏面に重ねて使用します(下写真参照)。
nrz.pdf (42KB)
かなり細い線を印刷しますので、レーザー・プリンターを使用して印刷することを推奨します。
(2019/1/25掲載)