南海電気鉄道でのタッチ決済実証実験
南海電気鉄道ではVisaのタッチ決済とQRコードによる改札機の入出場の実証実験を2021年4月から実施しています。
実証実験の概要
- 期間:
- 2021/4/3~2021/12/12
- 実施駅:
- なんば、新今宮、天下茶屋、堺、泉大津、和歌山市、りんくうタウン、関西空港、堺東、三国ヶ丘、金剛、河内長野、橋本、九度山、高野下、高野山
南海電気鉄道による発表は以下です。
試験用改札機
2種類の改札機が使用されています。
専用機 (高見沢サイバネティックス)
TAG-11000(コイン・ゲート)と同様の筐体を使用した機械です。本体上部がタッチ決済、手前の一段下がった部分がQRコード読み取りです。扉は透明となっています。
改造機 (ゲート部分はオムロン)
改札機本体はオムロン製のPG-Rです。通路の手前右側にカード、QRコード・リーダーが内蔵された青い柱が自立していて、改札機本体とはケーブルで接続されています。改札機の通路表示が遠くから見えるように中間部分には切り欠きがあります。
試験用改札機を通過
Visaのタッチ決済を使用した改札機を通過の動画です。従来の交通系ICカードより若干反応が遅い感じでした。
明細
タッチ決済を使用した明細はクレジットカードの履歴、または専用サイトで確認できます。
クレジットカードの場合、日付は利用日の翌日でした。
専用サイト(https://q-move.info/)の場合、参照するためには会員登録が必要となります。明細では入場や出場の時刻まで確認できます。
(2021/5/5掲載)