レビュー

ThinkPad 701Cの使用感です。

パッケージ

箱Butterflyはこんな箱に入っていました。中では大きなウレタンにThinkPadがしっかり守られていました。


Product map

ThinkPad 701Cの箱の中には「Product map」という内容物を確認するための大きな紙が入っています。この紙の上に箱の中身を並べて不足物がないか確認するようになっています。

Product map
  1. 3モード対応外付けディスケット駆動機構
  2. ACアダプター
  3. ポート・リプリケーター
  4. パラレル・ケーブル
  5. ディスケット駆動機構用ケーブル
  6. 本体
  7. バッテリー・パック
  8. ユーザーズ・ガイド
  9. チラシ類

外観

外観(正面)筐体一杯の大きなディスプレイ、両脇にはみ出したキーボードが特徴的です。当時はカラー液晶が高価なため、やや安価なDSTN方式のカラー液晶も存在しましたが、私が所有しているモデルはTFT方式の液晶で見やすい物でした。画面解像度は640x480ピクセルで、800x600ピクセル以上の解像度があると、より良かったと思います。


外観(上面)ディスプレイを閉じた状態では、キーボードは中に収納されコンパクトになります。側面にいくつかの端子がありますが目立つことなく、非常にすっきりしたデザインです。表面はツルツルというよりはしっとりした感触です。


正面

外観(正面)正面は、ディスプレイを開くためのラッチがあります。下半分にあるいくつかの小さな点はネジです。ネジ山はトルクス形式です(特殊なドライバーが必要)。


左側面

外観(左側面)左側面には、電源端子、電源スイッチ、パラレル兼FDDポート、モデム・ポート、オーディオ端子があります。


右側面

外観(右側面)右側面には、バッテリー、ハード・ディスク、PCカード・スロット、ケンジントン用スロットがあります。


背面

外観(背面)背面右下の扉を開くとMultiPort II用の拡張端子が見えます。


キーボード

キー・ピッチThinkPad 701C一番の特徴であるキーボードですが、キー・ピッチは19mmです。キーが小さくない点では確かに使いやすいです。しかし、キー・タッチはどちらかといえば柔らかく、私の好みではありません。また、両端のキーを打つと若干たわみます。


TrackPoint

TrackPointポインティング・デバイスとしてはTrackPointが装備されています。世間ではタッチパッドが多いですが、キーボードから手を離す必要がないので私はTrackPoint派です。


性能

メモリー・スロットCPUはDX4 75MHz、メモリーは24MB(増設後)です。当時としては十分な性能でした。


ハード・ディスク

ハード・ディスクハード・ディスクは着脱可能なタイプです。私は後に2.1GBのディスクに交換しました。ThinkPakというディスクのアダプターがサード・パーティーから販売されており、それを使用しました。


バッテリー

バッテリー2,000mAhのNiMHバッテリーです。バッテリーだけで使用する機会はあまりありませんでしたが、バッテリーのもちは極端に短いと感じたことはありませんでした。購入から10年以上経ち、最近では中の溶液が白く噴出してしまうようになってしまいました。


各種インターフェース

FDD/パラレル・ポート

FDD/パラレル・ポートここのゴムカバーが硬めで外しにくいです。また、キーボードを展開した状態ではキーボードの影に入ってしまいケーブルの取り外しが非常にやりにくいです。


PCカード・スロット

PCカード・スロット少し奥まった位置に取り出し用のボタンがあり、挿入したカードをイジェクトするのがやりにくいです。


電源スイッチ

電源スイッチ前述のFDD/パラレル・ポートの奥に電源スイッチがあります。最初はこのスイッチが非常に固かったです。何度も使ううちにそうでもなくなるのですが。


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